青島日読

ピンホールカメラを片手に季節を追いかけています

伊勢佐木稲荷


2008/10/22
ピンホール 広角 / ISO100 / FUJICOLOR 100 / カラーフィルム / 2秒
横浜松坂屋の屋上に奉られた伊勢佐木稲荷。三脚を立てている間、幾人もの関係者が参拝に訪れていた。
2008年10月26日に横浜松坂屋は閉店。稲荷さまはどうなったのだろうか。

創業者の茂木惣兵衛が商売繁盛を願い、奉った屋上の「伊勢佐木稲荷」は、取り壊しが決まり、今月21日に供養が行われた。

消さない 伊勢佐木の灯 : 神奈川 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

今もどこかで伊勢佐木町を見守っていて欲しいなと思う。

伊勢佐木稲荷は、三河国豊川稲荷のご分身を、当社の前身である野澤屋の初代茂木惣兵衛が、1884年(明治17年)2月に、太田町の本宅際にお祭りしたのが始まりで、その後、小山政次郎邸に移されました。
1923年(大正12年)の関東大震災の時、小山邸は、焼失灰燼となりましたが、稲荷ご尊体は、ご無事であり、この霊威に感激し、小山邸にお願いして、1924年(大正13年)8月11日、当社(当時「野澤屋」)の屋上にお迎えいたしました。
以来、伊勢佐木町の繁栄を、見守り続けています。
伊勢佐木稲荷 縁起