青島日読

ピンホールカメラを片手に季節を追いかけています

玉楠の木

f:id:aoshima:20091102110745j:image
2008/11/06
ピンホール 広角 / ISO100 / FUJICOLOR 100 / カラーフィルム / 2秒
横浜市中区 横浜開港資料館の中庭で、ノビノビと枝葉を広げる「タマグスの木」。

大きな地図で見る

 「玉楠」とは横浜開港資料館の中庭で大きく葉を広げているタブノキのことで,古くからこの地にあり横浜開港の歴史を見続けて来たことから歴史の証人と言われている。

横浜市 環境創造局 事業調整課 横浜の公園史 歴史の証人「玉楠」は三代目?

1866(慶応2)年の大火*1関東大震災を乗り越え、すでにうっそうとした雰囲気が漂う。
社会科見学に来た大勢の小学生に囲まれていた。彼はこれからも見守られてドンドン大きくなるだろう。横浜開港資料館が玉楠の木に覆われてしまう日も遠くはないカモしれない。

*1:1866年11月26日、豚肉料理屋鉄五郎宅で出火し、港崎一帯に大きな被害をもたらした大火災。横浜公園の日本庭園にある「岩亀楼の石灯籠」の解説板に「豚屋火事」について触れられている。「[http://www.yurindo.co.jp/static/yurin/back/416_2.html:title=情報紙『有鄰』No.416 P2]」にチャールズ・ワーグマンが描いた「横浜大火」の絵が載っている。