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青島日読

大人の科学マガジンVol.03 ふろくのピンホールカメラを片手に、肩に三脚を担いで、季節を追いかけています。

清々しい音

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2010/12/02
ピンホール 広角 / ISO100 / FUJICOLOR 100 / カラーフィルム / 2秒
茶室『蓮華院』の竹林に風が吹き渡る。
銀杏の絨毯が敷き詰められた『旧天瑞寺寿塔覆堂』や紅葉鮮やかな『聴秋閣』からチョット離れて、さらりとした緑の音に耳を傾ける。
父の実家の裏手に大きな竹林があった。春になると竹の子がたくさん収穫できた。風の吹き渡る音があまりにも清らかで、なにやら恐ろしさすら感じるほどだった。その竹林の成長は凄まじいもので、いつしか父の実家の床から竹の子が伸びるようになり、天井をつきやぶり、人の住めない状態になったそう。竹に家を乗っ取られてしまったというお話。