2011/11/23
ピンホール 広角 / ISO100 / FUJICOLOR 100 / カラーフィルム / 3秒
ペリー来航を見ていたと言われている『たまくすの木』
横浜村に昔から祀られていた水神様のご神木だったのだろう。
この『たまくすの木』はナカナカのド根性の持ち主である
江戸時代後期(慶応2年)の豚屋大火に巻き込まれ、燃えてしまったものの、英国領事館内で大切に育てられて大樹となった。しかし、今度は大正12年の関東大震災で幹を焼失してしまった。
そこから再度、根から新芽を出し、今や横浜開港資料館中庭でイキイキと枝葉を伸ばしている。
時折、社会科見学の小学生に取り囲まれて「なんかこの辺りは急に変わったわねぇ」とか思っているカモしれない。